<令和5年/2023年 新年のご挨拶>
新年あけましておめでとうございます。
昨年はパンデミック明けの「明るい一年」とはなりませんでした。
21世紀に入っての大国が仕掛けた戦争、急激な円安と年末の日銀サプライズで、次期日銀総裁交代後の日本の超低金利脱却を匂わせた為替変動、何よりFRBの過去に類を見ない金利引き上げによって、犠牲となった株式市場の悲惨さ。
しかしながら、人々の日常が狂うほどの不幸とはなりませんでした。
マーケットだけを見ていると、厳しい、苦しい季節でしたが、人々の消費は健在で、世界基軸通貨を持つ米国の市民生活は、相変わらず強くたくましいものです。
資本主義が終焉を向かえるなど、一時期中国の若者を中心にマルクスの思想が再燃した時期もありましたが、この環境下でのマーケットのしぶとさとパンデミックへの柔和な対応は、極端な施策に走り勝ちなそれら主義の弱さを炙り出し、時間を仇にしながらも「民主制+市場主義」の底堅さを教えてくれたのではないでしょうか。
23年、しばらくは厳しい相場を耐えしのぐ必要があるかと思いますが、
良いことも、悪いことも、必ず折り返しがあるものです。
皆様の今年一年が、良いものとなりますように、お祈り申し上げます。
昨年はパンデミック明けの「明るい一年」とはなりませんでした。
21世紀に入っての大国が仕掛けた戦争、急激な円安と年末の日銀サプライズで、次期日銀総裁交代後の日本の超低金利脱却を匂わせた為替変動、何よりFRBの過去に類を見ない金利引き上げによって、犠牲となった株式市場の悲惨さ。
しかしながら、人々の日常が狂うほどの不幸とはなりませんでした。
マーケットだけを見ていると、厳しい、苦しい季節でしたが、人々の消費は健在で、世界基軸通貨を持つ米国の市民生活は、相変わらず強くたくましいものです。
資本主義が終焉を向かえるなど、一時期中国の若者を中心にマルクスの思想が再燃した時期もありましたが、この環境下でのマーケットのしぶとさとパンデミックへの柔和な対応は、極端な施策に走り勝ちなそれら主義の弱さを炙り出し、時間を仇にしながらも「民主制+市場主義」の底堅さを教えてくれたのではないでしょうか。
23年、しばらくは厳しい相場を耐えしのぐ必要があるかと思いますが、
良いことも、悪いことも、必ず折り返しがあるものです。
皆様の今年一年が、良いものとなりますように、お祈り申し上げます。